原点回帰

ふっと、納戸の本棚の中に
子供の頃読んだ本を見つける。
 
大半は捨てたり、小さいいとこにわたって行方不明だけど
大好きだった本はいくつかのこってた。

ボロボロで、表紙もないけど。
 
たしか小学校低学年か幼稚園くらいで読んでた。

お化けのはなし―「こわい怪談画報」より (1981年) (ファミリィブックス)とか、
シリウスの伝説 (1981年)とか。


今日、ふと気がつくまで
それがそこにあるのも忘れてたんだけど。
でも、ずっとずうっと
それはぢっと、息を殺して。
私の中に根をはって、連綿と「現在」につづいているようだ、

時が経てば、良い方にも悪い方にも
人は変わる。変わることができる。
 
でも、本質は変えられないのだろうと、
30年ちかい時を経て思う。