雲白く遊子悲しむ

急に父が詩を口ずさみだした。
「こもろなる こじょうのほとり
 くもしろく ゆうしかなしむ
 みどりなす はこべはもえず・・・」

島崎藤村の「小諸なる古城のほとり」

へぇ。そんなん知ってるんや。以外な一面。

数十秒経過。

・・って途中までしかおぼえてないんかい。


高校のときの現国の先生、「じい」も
授業中、突然、授業とは無関係に

荷風ボードレールを口ずさんでいたなぁ。

たしか、当時のじいはいまの父と同じ年くらいだったはず。

なんか、おじーちゃん詩歌スイッチ的な時期なんだろうか。