むかしにかへる音は聞こへず

見下ろす桜

毎年この時期、桜を探して
相棒様とあてどない旅に出かけます。
花見というより、桜狩。

今年は滋賀県三井寺

まさに満開の桜の中に寺が
埋まっている印象をうけました。

これぞ、春。

 
さざなみや三井の古寺
鐘はあれど
むかしにかへる
音は聞こへず
 
と詠まれているけれど。
 
琵琶湖を借景に、
花満開の寺を少し高台から見下ろしていると
同じ桜を見上げていた(かもしれない)
昔の人々の想いが
伝わってくるような気もします。

(・・・でもソメイヨシノって
だいたい60年が寿命って聞いたことが・・。
三井寺が桜に埋もれたのは
そんなに前じゃないのかしら・・?
どうかしら?)

★今日の読書★
絞首台の謎 (創元推理文庫 118-15)
絞首台の謎 ディクスン・カー 東京創元社