2本の道

高校時代の数少ない友達とデート。

散々、高校時代の思い出話に花を咲かせた挙句、
「あれ?そもそも、
私たちって、3年で同じクラスになるまで、お互い知らなかったよね?」

「っていうか、そもそも3年のとき同じクラスだった?担任だれだっけ?」
と、互いの存在理由をも揺るがしかねない命題を呈しながらも、
現在、向かい合って、爆笑しているワタシタチ。


おそらく、ほんのわずかな誤差があれば、
交わる事はなかったであろう2本の道。
(もしくは、些細なバグの積み重ねで交わってしまったともいえる2本の道)

人生は、その連続で出来ている。

★今日の毒書★
鉄の枷 (創元推理文庫)鉄の枷 ミネットウォルターズ 東京創元社