希望より理想より憧れより 

ドゥーくんを食べました!

今日は京都とて京都の勧業会館古書市です。
四天王寺が空振りだったので、かなりの期待と
資金を準備してったんですが。
 
だめだった。
 
特に文庫の棚の人気がすごくて、人だかり。
午後にいったから荒らされた感満載で。
見る気が失せて今回もボウズ。
 
三者的な目で見て、
たしかに今まで通りのハードカバーの
人気はそれぞれ、固定客の中で
安定してさばけてる感覚なんだけど。
初心者っていうか、私みたいな、
古本市にくる中では弱年齢層で、
今、新刊ででる文学界に辟易していて
「やっぱり、素晴らしい本は
経年劣化する事なく、いつだって素晴らしい」
と思ってる世代。
 
一度、足を踏み入れると
どうしても絶版になってたり
しょうもないルビなんかふってない
古い本が読みたくて。
 
でも、重くて固い本はノーサンキューなんです。
読み終わるまでいつも持ち歩きたい。
電車やトイレ、布団の中までも。
あと、重さと硬さに価格も比例する。
 
となると文庫ですよ、文庫。
 
そりゃね、装幀の美しいい本、
図版の素晴らしい本、
文庫化されていないハードカバー・・
エトセトラ、エトセトラ。
希望も理想もあこがれもあるけれども。
 
それより、お財布の許す範囲の
かさ張らない、そして中身が素晴らしい。
そんな文庫に出会いたいなり。