鳴かぬ烏の声もする

毒書の春。
ここんとこ、睡眠時間を削ってまで読んでる本があります。

南方熊楠コレクション〈第1巻〉南方マンダラ (河出文庫)

文体も言ってることも難しいけど。
縁というか、すべてに因縁があるというか。
最近なんだか機会があって、相棒様や姐さんと
よく議論している宗教の話題、曼荼羅の話題が満載。

つまり大宇宙の真理は大日如来に帰するわけだ。

そういや、これを読む少し前に、
Newton (ニュートン) 2009年 05月号 [雑誌]で、「時間」に関して
読んだけど、まだ、宇宙の真理には誰にもわかってないのよね。

熊楠翁の理解では
曼荼羅が紡ぎだした世界は、現在(でも解は未定)の
宇宙観につながっている。

これを読み解けば。
宇宙の叡智に、人類は一歩近づけるかもしれない。