ホタルノヒカリ 

珍しく、最近読んだ本の中で気になったこと。
この時期、よく歌われる(紅白で聞くからそんな気がしているだけ?)
唱歌蛍の光」に3番と4番があったことを
日本唱歌集 (岩波文庫)で知った。

不都合な事実は消されて差し支えのないきれいな部分だけが残ったととるべきか。
たとえ、事実が欠損しても、そこへ受け継がれていく思いが残っていることに意義を見出だすのか。

取り方はいろいろあれど、内容はともあれ、
4番まであったんだということを知らなかったことが少し悲しかった。

嘘ではないが、ただ事実を部分的に隠して
ないことにしてしまうことは、嘘をつくより酷い誤りの結論を生むこともあると思う。

せめてせめて、
自分の周りの世界の「カラクリ」くらいは
把握して進んでいきたい。

なーんてね。