哲学の日

「本」という雑誌をとびとびになんとなく長いこと愛読しています。
(いっそ、定期購読したらいいんだけど、書物と出会うのも出会わないのも一種の縁だと思っているので、なんか毎月きまってとどけられることには抵抗があるのです・・)
その「本」に「ひねもすたれながす哲学」って哲学エッセイが連載されていた(る?)のですが、私にとってそれが一番身近ではっきりとわかりやすい哲学への入り口でした。

私にとって哲学とは「シューレディンガーの猫」みたいなものです。

もともと、誰しも頭の中に哲学的思考というものがはいってる(はず)なんですが、ふたをあけた誰か(有名な哲学者達)が諸説立ち上げてるのを知って初めて、(私の思考の中で)活きているか死んでいるか決定される・・・もんなんですよ。

つまり、誰かの説を読んで、あまりにもちんぷんかんぷんで意味難解な場合は、私の頭の中でその思考は死んでるんですよね。逆に、なーるほど、っと思ったときはたぶん活きてるんですよ。

哲学ってそんなもんだと思ってるんですが・・・。


・蛇足
こないだ相棒様に「哲学者といって一番最初に思いうかぶのは?」と聞いたところ「ニーチェ」って答えが返ってきました。
私は「ソクラテス」だったんだけど。
ぶ、文化的温度差??


■今日のごんち■
朝:ごはん+マヨネーズ
昼:お弁当
夜:マクドガーデンサラダ ウーロン茶1リットル


☆今日の毒書☆
黒魔術の手帖 (河出文庫 し 1-5 澁澤龍彦コレクション)  澁澤龍彦 河出書房新社